ふぐの「旬」はその土地の水域によって異なり、菜花、桜花が咲き、葦が芽吹き、柳の綿が飛ぶ頃になります。
秋田でのその時期は4〜5月にあたり、ゴールデンウィーク前後が最盛期となります。
「旬」の時期、天然ゆえに身が引き締まり、梅雨どきの産卵期直前の為、たっぷりと栄養を蓄えて味も最高潮に達し、身も白子もポッテリと肥え太ります。
雑味のない純粋な旨味成分が詰まった「ふぐの風味」がまさに滋味豊かに味わえます。
平目に近い味わいですが、「旬」のふぐの歯応え、歯切れの良さ、そして旨味成分の含有量は他の魚種とは比較出来ません。
しかし、種類やサイズ、個体差、流通過程における取り扱い方によっては、品質が著しく異なる為、その見極めは経験によらねばならず、全てが平均しているとは限りません。
最も、見極めはそれほど難しくなく、あからさまな違いがあります。
いずれ秋田のふぐが「旬」の時期に、秋田で揚がるふぐを秋田の庵河豚で食さねば「ふぐ」を語ることは出来ません。
食通、とりわけ「ふぐ愛好家」の方々に、特におすすめしたいのが、秋田ふぐの最盛期の庵河豚です。
ちなみに他の時期は「旬」が異なる他地域のふぐを取り扱っております。
ふぐは、その「旬」が異なる為、その時々の水揚げによるふぐをおすすめ致します。
2001年から培ってきた全国の取引先との絆が、美味なるふぐを供します。
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